オットの姪が、近くイタリアを旅するのでアドバイスしてほしぃ、と言うので一緒にご飯。
ワタクシ、ここ10年(たかがトランジットでもいいから)毎年1回イタリア本土に降り立つことを実践し続けてきたけれど。
さすがに今年は、家の工事が佳境、オットの海外出張多数、孫の襲来・・・などが重なりギブアップ。
せめて ヒトのイタリア旅行にツッコミくらい入れさせてもらいまひょ。
ということで、なぜかチャイニーズ。
ウチからは 徒歩3分。
中目黒駅から目黒駅方面に7~8分歩くかな、「中国酒家 辰春」へ。
厨房内はシェフが一人の小さなお店なれど、山椒やパクチー、黄韮、金針菜に、独特の香辛料使いのお料理が美味しくて、ご近所で中華といえばココばかり。
まずはハートランド
と冷たい前菜3連発。
きゅうりの山椒炒めアサリの醤油漬けくらげと黄韮の和え物
で、「どこどこ行くんだっけ?」「まずクロアチア。フェリーでイタリアに渡って、アルベロベッロとマテーラ泊。イタリアから帰りの便はナポリ発を押えてて、あと2日余裕があるんだけど、どこでどう過ごそうか・・・」これがメインのお題。
とりあえず「クロアチア?いいな~、行ったことないしぃ。アルベロベッロは一見の価値ありだけど、観光化され過ぎて商売っ気の圧が強いよ。。。」から始まる。去年泊まったアルベロベッロ近郊のトゥルッリ型 バケーションハウス @ Locorotondo
レンタカーはPandaくん
アオリイカとパクチー、香味野菜の塩炒め
「マテーラ、とってもツボった。デカダン系路地フェチには堪らんっ。歴史地区内に泊まるべし。黄昏時から夜にかけての景色は素晴らしいし、お食事処もいいトコあるし。。。」ここならセット組まずに中世以前が舞台のドラマロケ可能 @ Matera
「ナポリの街中に宿取ったの?ってことは観たい教会や博物館があるの?ヴェスビオ登山とか(笑)?」「ううん。代案あればアドバイス欲しい」毎回オーダーする 黒酢仕立ての酢豚 & 蒸しパン(挟んで食べるのさ)
「ナポリ滞在にこだわりがないのなら、アマルフィかポジターノ、ソレントあたりで残り2日のんびりしたらどう? 女子旅ならエリア的にも断然安全だし、英語も通じるし、なんたって景色も街並みもレストランも洗練されてるし。そこから最終日ダイレクトに空港行けば?」「なるほど、いいね♪」ソレント側に落ちる夕陽を 宿のテラスから眺める @ Positano
「ナポリも含め、ソレント界隈からなら、日帰りでパエストゥムの遺跡や水牛モッツァレラ工房を訪ねることもできるよ」紀元前のギリシャ神殿も私の大好物 @ Paestumカンパーニャの濃厚モッツアレラのもと、水牛たち @ Il Caseificio Barlotti
出来たて~ Mozzarelladi Bufala♪
「あるいは、マテーラ~ナポリ間の移動時間を端折って、残りの3日をプーリア側を攻め続けるっていうのがいいかも」
鴨とオレンジの唐辛子山椒炒め(すでに荒されておる…)
「カステル・デル・モンテも良かったし、ポリニャーノ・ア・マーレやレッチェも絵になるとこばかり。出国はナポリじゃなくてバーリ発に変更可能?」
とっても行きにくい場所だけど、圧巻の佇まい @ castel del monte
はちみつ色のバロック建築が並ぶ "南イタリアのフィレンツェ" @ Lecce
「ふむふむ、エアは少し料金上乗せすれば変更できるはず。ナポリ側は別企画で再渡航ってのもありだね。」
「私たちは晩秋に行ったからオフシーズンだったけど、カステッラーナ・グロッテって壮大な鍾乳洞も 山ガールには魅力的かと」
このあたりまで語り続けて、やや呑み過ぎ感、〆に頼んだ 汁なし担々麺は既に残骸化。
参考になったかどうかは別として、イタリア以外の親戚ネタもちょいちょい交えつつ ミョーな盛り上りのままお開きに。
「あ、プーリアでは必ずブッラータを食べてねー」
今までの人生イチ美味しかった Burrata @ Rutigliano, Puglia
Buon viaggio!
帰朝報告楽しみに待ってるねー(くぅーっ、私も行きたいっ:真顔)
*Photos in Italy on this page © mamma al mare
おまけ nipo。
before 予防接種
小児科の待合室でイェイイェイ♪ な ポク
after 予防接種
小鼻も膨らむ「まさかの5種類…」