2018 春 ポルトガル旅 - 6 < リスボン → 羽田 >

前記事からの続き



Lisboa(リスボン)。

このツアー中、唯一にして最後の、ほぼ半日フリータイム。
せっせと探索しましょ、日常版ポルトガルっぽい光景。


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そうよ!そうだわ!
坂の街リスボン名物ケーブルカーに乗らなくちゃ。


(おそらく)一番人気、「Elevador da Bica(ビカのケーブルカー)」。


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風情半減の落書き…



坂の下側、サンパウロ通りから乗車。
乗車口、というか車外との仕切りはこの蛇腹扉だけ…。


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ちょっと身体をのり出すと簡単にこぼれ落ちる




1892年開通。
奥にテージョ川を望み、両脇には雑貨や飲食の店がぎっしり。
線路上を車や人が横切る 急坂の狭いルートを登ったり下りたり。


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上のカリャリス広場で下車、登って来るケーブルカーを撮る。


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車両が近づいてきたときだけ、人や車が線路を空ける阿吽の呼吸。


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じわじわ近づいてきた。


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黄色い車体がかわゆい、リスボンらしい風景♪


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このコは落書きがなくていいね



そしてこちら、「Electrico=市電」もリスボン情緒演出に不可欠。


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凸凹石畳の道をガタンゴトンと進む市民の足は、旧市街の街並みと相性抜群。


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ホントに坂が多いのよ、そして初心者には迷路。


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さて、アルカンタラ展望台のすぐそばから出る別のケーブルカー、グロリア線に乗って。


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だからこのテの落書きがねぇ…



一気に坂を下り、レスタウラドーレス広場側に到着。
全世界の観光地にあるハードロックカフェがここにも。


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地下鉄に乗って いったんホテルに戻り、荷物を置いてひと休み。


ホテルの最寄駅カンポ・ペケーノには、「Pr. de Touros=闘牛場」。
闘牛はイースターから10月頃までの毎週木曜の開催で、スペインとは違い観衆の目前では牛を殺さないそうな。

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ホテルの部屋の窓から見えるアラブ風の建物



ひと休み…、いや横になったらそのまま爆睡しちゃいそうなので、すぐに出直し。
残り少ない時間で街歩き。


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オイルやチーズ、ワインなど、味見をしながら買える食材屋さんに寄りたかったのだけど、日曜は お休み(涙)。
キッチン雑貨やアクセサリーのお店も覗きたかったのに、日曜は お休み(悲)。


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地下鉄バイシャ・シアード駅、地上に出てきたとこ



ポルトガルって国民の90%超がカトリックのせいか、個人経営店はイタリアやスペイン以上に日曜はお休み。
一方で巨大ショッピングモール建設や全世界フランチャイズのファーストフードの出店なんぞにはイタリアより寛容みたい。



あ、ここ行きたかった陶器・磁器のお店「Vista Alegre(ヴィスタ・アレグレ)」。
開いてるじゃーん、入ってみましょ。


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素敵なショールーム。
写真にあるようなお高い(しかも非実用的)のは観賞しただけ、普段使いできるデミタスカップを2客購入。


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もう一軒、ガイドブックには日曜営業ってある おしゃまなコルク製品店を探して行くも、お休み(悔)。



えーい、ちょっと早いけど ご飯食べに行っちゃいましょう。



「Cervejaria Trindade=セルベジャリア・トリンダーデ」
 この地区での候補を2~3軒 下調べして来たうちの1軒、ビアレストラン。

ワインと赤身肉はランチで堪能できたし、意外とポルトガルってクラフトビールが美味しいと認識したもんで。


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この店の自慢は 壁一面の見事なアズレージョ。
もともとは修道院だった建物で、著名な作家ルイス・フェレイラによる1860年頃の作品。

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建物自体も市の重要有形建造物指定、経営はポルトガルの有名ビール・メーカー、サグレス社とか。
まず2種類。


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アサリの白ワイン蒸し、ニンニクとパクチー。
 大きなアサリ、味が濃くて美味しー

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ビールが進んでしまふ。。。


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瓶ビールもいいけど、やっぱ生もね。


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生牡蠣、茹で海老、蟹グラタン盛り合わせ。


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お腹一杯と言いつつ、陽気なサービスのおっちゃんにノセられて、デザート。
 でも思いのほか美味しくて完食しちゃった。


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高い船底天井、テーブルの並びがいかにも修道院の食堂風、奥にも広いダイニングスペースが。

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HPより拝借


ここのアズレージョ、よく見ると錬金術の4元素や四季、ピラミッドに描かれた目、赤い十字架…フリーメーソン的なモチーフがたくさん。
角度を変えて調べると、深みにハマる歴史がありそうなお店だわ。


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ごちそうさま、いいお店でした。



というわけで、ポルトガル最後の夜は更けーーー


ほろ酔いで地下鉄に乗って帰りましょ。
明日朝は出発なので 荷造りせねば。

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結構深い地下鉄のエスカレーター、大江戸線レベル



一夜明け、荷造りも完了。
今回はあまり買い物出来なかったので、全てあっさりスーツケースに納まる…ちょっと拍子抜け。


ホテルを出発。

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リスボン・ポルテラ国際空港は市街地から近く、車だと20分程度。


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まずは フランクフルトまで3時間弱。


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LIS ⇔ FRA間の 機内で出る朝食が激マズイので 搭乗前にPAULの売店でサンドウィッチを購入。

いいんです、ルフトは ご飯じゃなくて定時性。

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フランクフルト国際空港でトランジット、羽田行き搭乗までビールでまったり。
ANAのラウンジに比べると、食糧のバリエーションが無さすぎ(しかも美味しくない)。

いいのいいの、ルフトは定時性だからね。。。


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予定通りに搭乗。
来る時の羽田発便なんて、10分早く離陸したし。


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今度も予定より早く飛んじゃうかしらね。
さぁ、後は映画3本観て帰るだけ~


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・・・

珍しく出発時刻を過ぎてる。


ヒマなので機内誌で、使用機材の747-8を眺める。


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20分過ぎても動かない。

ん? 次々と整備部門の車両が駆け付け、さらに20分。
こらアカンよね… と、やっと説明アナウンスが。


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ドアが密閉できず このまま離陸するわけにはいかぬ(当たり前じゃ)→ メカニックが修理中、もうしばらく待機を。→ 安全確認が出来ないので機材を交換するから、この飛行機から降りてね。代替機材用意出来次第=4時間遅れで出発するね、と。



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ふーむ、機材交換で4時間遅れで出発できるんだろか。
これってもしかして空港ホテルにお泊りになるパターンでは?
と、覚悟を決めてラウンジに戻り、待つこと2時間。


いやぁ、さすがフランクフルトはルフトハンザの本拠地、すぐに代替機が用意出来ちゃったんだわ。


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ホントに4時間遅れで出発、しかも(どうやったかわかんないけど)フルスロットル?で飛んで再離陸時の予告より20分も縮めて羽田を視界に捉える。


アクアライン、風の塔。

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東京も雨かい…



と、ここでオットが『見て見て!隣にJAL機が飛んでる!撮って!』と叫ぶ。


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この視界の中、あの機影を捉えられるスマホってすごい



オット『羽田はね、完全オープンパラレルの平行滑走路があるから同時離着陸が可能なんだよ。こっちはL、あっちはRに着陸するからね、見ててみぃ♪』

ワタクシ『へ、へぃ。』

オ『羽田はもう一組平行滑走路があるんだよ、でも わずかな角度だけど完全平行じゃないから、同時離着陸は出来ない。ちなみに・・・』


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オ『…滑走路に書かれている数字は方位角度で、完全平行滑走路のみが L=left, R=rightで区別されるんだよ…』

ワ『へ~、そうなんだぁ~(遠い目)』


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最後の最後に、サンティアゴ・デ・コンポステーラよりもジェロニモス修道院よりも興奮するオットのご高説も承り、ポルトガル旅コンプリート!



初ポルトガル、初パッケージツアー利用だったけど、on the whole 満足。
この日数でこの予算で個人で、これだけのコンテンツを組みこむのはまず不可能だと思うしね。もう少し自由時間は欲しかったけれど。

楽チンと引き換えに多少の妥協が必要なのは食事だけど、最近は胃袋の限界もあって昼夕どっちもフルに食べれないので、移動が多い日はあらかじめセッティングされてる方が助かったり。
初めて行く国なら パッケージツアー利用価値大、オットとも統一見解。


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対日本フレンドリーで、治安も(比較の問題だけど)悪くない。
西ヨーロッパの人気デスティネーションの中では物価も安い。
もちろん、見どころもたくさん。

地理や距離感も把握できたし、行きそびれた名所や 食べそびれた料理もあるので、自力で計画立てて再訪したいな。
(イタリアも行かねば)




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by vicinoamare016 | 2018-04-16 11:58 | | Comments(4)

Commented by おちゃ at 2018-04-16 19:11 x
ポルトガルをたくさん見ましたねー。写真整理が大変そう。このケーブルカーは江ノ電を超える近接感。近いなー。らくがきには笑っちゃうが けれど、他の車両はそんなにらくがきないんですね。江ノ電もらくがきないけど。食べるもの。。。PAULのサンドイッチ食べてれば間違いなし。
Commented by vicinoamare016 at 2018-04-18 13:10
> おちゃさん
ふだん、鎌倉高校前で江ノ電写真撮ってる人たちに冷めた目で『たいへんねぇ~』とか言ってるくせに、彼の地では一生懸命電車撮っちゃう私(爆)。
デジタルカメラは気軽にシャッター押しまくるから、ホント、帰ってからの整理が大変です。フィルム時代は、ひと押し入魂でしたけどね。
Commented by Yoko Olivina at 2018-05-08 04:19 x
ポルトガル旅、楽しませていただきました!
とくに最終日の、少し気持ちは慌しい中のケーブルカー巡りが楽しく、またレストランの内装の素晴らしさに感動!
そして飛行機のハプニングさえも、旅の演出かのように、ちょっとコミカルにのりきられるのもステキ!
羽田でのパラレル飛行は感動的フィナーレでしたね!
ポルトガル行ってみたくなりました♡
Commented by vicinoamare016 at 2018-05-08 10:10
> Yoko Olivinaさん
最後まで読んでくれてありがと。
ポルトガル、歴史好きな陽子ちゃんはあれこれ深堀りしたくなるトコがたくさんありますよ。パッケージツアーのメリット・デメリット両面を痛感した有意義な旅でした。距離感とお国柄は掴めたので、近いうちに自作アイテナリーで再訪問できたらいいな。。。