前記事の続き。
一夜明けて、窓いっぱいの緑… 雨だけど(悲)
ま、とりあえずもう一度、立ち湯で朝風呂。
の後は、朝ごはん。
館内の和食レストランへ。
高い天井、落ち着いたトーンの広々とした空間。
こんなに宿泊客がいたの?!と思えるほど どんどん席が埋まっていく。
これに、焼き魚、だし巻き玉子、とろろ、具だくさんお味噌汁。。。
コーヒーを片手に窓外を恨めしげに眺めていると、オットが「雨が強くなってきたから、この周辺の狭い山道だけ早く下りきりたいね」と。
たしかにねぇ、けっこうなDjobi Djoba 雨。川沿いだし。
思うことは同じらしく、まだ9時台なのにチェックアウトを急ぐ人たちが続々と。
もう少しゆっくり滞在したかったけれど。
お世話さま、いいお宿でした。
安曇野か美ヶ原高原を周ってから・・・、と昨日まで思ってたけど、天気がねぇ。
せめて松本城見学を。
山を下りて松本市街に入ると、少し小雨に。
お~、見えてきたぁ♪
風格漂う黒い城は、現存する日本最古の五重天守を持つ国宝。
ん? 立派なお城には著名な城主や武将がセットで連想されるけれど、松本城ゆかりのスターって…思い浮かばない。
城主が何度も変わってるからね。
そんなハテナ?を抱く人向けに、入口にはこんな表示。
では、黒門をくぐって。
手入れの行き届いた芝生エリアは 本丸御殿跡。18世紀に焼失以後、再建されていない。
鉄砲蔵、お約束の矢狭間・鉄砲狭間、石落し窓を覗きながら、狭くて急な階段を上へ上へと登る。
最上階(天守6階)には、国宝だぞ、と。
窓からは、松本ビジネスディストリクトの背後に 中央アルプスの山々が・・・
・・・雨雲に覆われてまったく見えませんっ
外観は五重だけど、実は6層構造。
海外からのツーリストも多いので説明は英文併記、注意看板は中国語と韓国語も(爆)。
って、あれ?
この英訳、途中からじぇんじぇん違うお話になってるけど・・・
見上げると、井桁梁りでがっちり組まれた天井、その中央に神棚が。
400年前の姿を今に伝える凛とした美しさ。
うん、来てよかった。
また雨が強くなってきたわん。
お城の近くの有名店「こばやし」でお蕎麦を食べるつもりだったけど、まだお腹が空かず。
かといって、これ以上を奥地を攻めても山並みは望めそうにないので、やや南下して塩尻方面へ。
農道の先に唐突に出現した、ジモティ感MAXなお蕎麦屋さん「山麓亭」。
店先でお野菜も売ってる。
オットは 冷たいおろし蕎麦の上に揚げそばが乗っかった山麓そば。ワタクシ、お野菜かきあげ天の温かいおそば。
厨房で腕をふるうのは、(たぶん)近所のオバちゃんたち、飾り気ゼロの質実な美味しさ。ごちそうさま。
ふーむ。雨足が遠のく気配がないので、本格的に帰路につく。
途中、山梨の双葉SAで休憩、巨大な信玄坐像に「雨をなんとかしてくださーい」と願う。
が、全くご利益なし。
結局最後まで、窓外に山の稜線を眺める目論見・・・は、終始こんな感じ。
でもま、お宿は良かったし、道の駅で信州の野菜や果物も買い込んだし、とにかく今年もオットhappybirthdayは無事催行できたし。
帰宅した夜は「たまには山もいいね」「非日常感あったね」などど浅ーいコメントを交わしつつ、近所でお刺身三昧。
とりあえず カワハギ肝ポン酢!
おまけ nipotino。
「妹から、じぃじの誕生日を祝うクオリティが低いとの指摘を受け、似顔絵を追加」
「トリオ・ザ・リーサルウェポン全員で乾杯します」