KOMO Barで しっかり野菜を食べる会→やっぱり肝臓をいぢめる会
こんなフリーマガジンを編集・発行する方から「バーニャカウダでひたすら野菜を喰らうユル~い会」のお誘いが。
観光情報ほぼナシ、食と人に特化したマニアックな切り口
各号(季刊)の特集に因んで開催される盛大なお食事会もあるんだけど、ワタクシごときココロザシの低いイタリアかぶれには 圧が強すぎて 怖れ多くてね。そして都心のお店が多いから、夜だと帰って来るの億劫だし。
今回のはユル~い&少人数&鎌倉のお店、ってことでオットと共に参加。
鎌倉駅からレンバイを過ぎ、大町方面へ。
肝心の看板が光って読みにくいわね「KOMO Bar(コモ・バール)」、ピエモンテ地方のお料理がメイン。
このままずーっと行くと逗子に抜ける
オーナーシェフがワンオペで切り盛りする、カウンター10席ほどの店内。
1年の研修に出たつもりがピエモンテに12年住んじゃったシェフ
ひたすら野菜を食べ続けるためには、バーニャカウダ。席に着いた目の前には、各自ひと鍋セットされている。
泡で乾杯して(撮りそびれた)、とりあえず前菜盛り合わせ。
海のない地方だからね、タルタルもサクラ鱒、これは長野産。ピエモンテのカポナータ、ジャルディニエラは フランスが近いせいかラタトゥイユっぽい。そしてサルーミとロビオラチーズ。
お肉は食べないけれど、本場のバーニャカウダには赤が合う。シェフの修業地サルッツォの土着品種を使ったワインで。
濃すぎず、軽すぎず、合うねぇ
器が温まったところで、ソースをIN。
クリーミィなバーニャカウダを出すお店が多いけれど、こちらはアンチョビとガーリックを乳鉢でつぶしたポッテリタイプ。
そしてもちろん主役は、レンバイで仕入れた鎌倉野菜たち。葉物は生で、根菜は生と茹で両方。どんどん食べれる~
ユル~いながらも、そこはやはりイタリア話で盛り上がる。なんたって編集長は毎年3回、通算3ヶ月近くイタリア各地に滞在してるわけだから、ネタの宝庫。ほかにも、イタリア食材を輸入してらっしゃる方、イタリア料理を教えてらっしゃる方、イタリア旅先で自炊しちゃうという建築家。
グツグツ。。。
おかわり。むしゃむしゃ…にえにえ…
ここで変化球登場「ポーチドエッグ」。これ、イケるわ~❤
お肉も炭水化物も摂らない食事とはいえ、どんどんワインが進む。
フランス国境北の山際サルッツォは、ハンニバルが象とアルプス越えをした峠説の最有力地だもの…、と酔った脳ミソにロマンが渦巻く→またワインが進む。
せめて 野菜&たんぱく質縛りだけは貫徹しましょう、と、チーズを。
実はシェフ、チーズプロフェッショナル資格もお持ち のマニア。
「おススメを見繕ってくださいな」の一言がスイッチを押してしまったらしく、ニコニコしながら出してくるくる(笑)
フォンティーナにトミーノ。
前菜に出たロビオラが美味しかったので所望すると「もっとスゴいロビオラありますよ」。栗の葉にくるまったのが登場。
ブドウやいちぢくの葉で包まれたのは見たことあるけど…
手前はゴルゴンゾーラピッカンテ、右はエルボリーナ・トディ・カプラ。
ちょっとー、ランゲも飲んじゃおっかな。
たんぽぽの蜂蜜と。
んまーい♪
縦横斜めからのイタリアネタ攻撃とレギュラー許容量を超えたワインでぼちぼち退却モードに。
ドルチーノ(プチデザート)にキャラメルのセミフレッドも出てきたことだし、カッフェで〆…ではなくディジェスティーヴォ(食後酒)を頼んでしまう。
ルータのグラッパ。
身体にイイ薬草入りなんだけどね、度数がヤバい
オットはなぜか、Williams & Hambert のドライシェリー。
ユル~いはずが結構な盛り上がり、けど飲み過ぎだわ、翌朝ちょいと頭痛(爆)
でも酔っぱらうのは近所に限るね、そのままタクシーで帰宅。
あ・・・
おまけ nipotini.
「お兄様の歯磨きを手伝わされておりますの(怒)」
「節分ふぅな被りモノを強要されておりますの(憤)」
「こーゆーのって、パワハラぢゃありませんこと?!」
「飲まなきゃ やってられませんわっ」
by vicinoamare016
| 2019-01-23 12:05
| 食(おそと)
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Comments(2)