低い雲が垂れこめていて山々の稜線は見えず。

高速道路の料金所。TELEPASSレーンは、日本のETCみたいなシステム。提示額の小銭選びに手間取るワタクシたちは、クレジットカードで払っています。

今回の旅の最終滞在地は、ティヴォリ(=Tivoli)。ローマの郊外(かなり郊外)の小さな都市ですが、ヴィッラ・アドリアーナとヴィッラ・デステの2つの世界遺産があります。
ホテルに荷物を置いて、ヴィッラ・アドリアーナ(=Villa Adriana)に向かいます。いったん入園しちゃうと飲食店は無さそうだし、ハンパなく広いし…、見学前に腹ごしらえを。
「リストランテ・ヴィッラ・エセドラ」。

なかなか素敵な佇まい&インテリア。
14時半を過ぎていたので、結構空いています。

まだアップシーズンじゃないしね、個人のツーリストは少ないみたい。
ローマ中心部からは車で約40分。
ローマ滞在中に、バスか電車の日帰り観光に訪れる人が多いようです。

カルチョーフィ・アッラ・ロマーナ。
ローマ風は、ハーブでオイル煮にしてある感じ。
これはこれで美味しいけれど、ユダヤ風丸揚げの方が好み。

ローマで食べて以来、トンナレッリがお気に入りのオット。
なんのソースが忘れたわ~、たしかツナと…プツプツはマグロのからすみだったような。

エビとトマトのピチ、リコッタクリームとピスタチオ添え。
シエナ発祥のピチですが、ローマ料理のお店でもよく見かけます。
美味しかったー

夜のグランドメニューはかなり豪華な一品も。アペリティーヴォも出来るバール、中庭のオープンテラス席もありました。
さて、入園。
かのハドリアヌス帝(市村正親さんぢゃないわよ)が118~138年ごろ建造した120ヘクタールに及ぶ広大な別荘跡で、現在見学可能なのは40ヘクタールほど(充分だわっ)。

エントランスから既に200mほど歩いていますが、見えるのはオリーブの林ばかり。。。

やがて右手に展示室、ここに全体模型があるので、なんとなく全貌を把握すべし。

この城壁の門をくぐると「ポイキレ」が見えるはず。

ストア・ポイキレ、ギリシャ語で彩色された回廊のことです。柱廊の痕跡はわかりにくいのですが、中央の池は当時からあったもの。

西側には、警備兵の駐留部屋だったのでは?とされる「百の小房」が並んでいます。


大きなニンフェウム(噴水や彫像・植栽等を設えてある、泉水堂)と、3つのエセドラのある建物。

浴場のドーム。皇帝が頻繁に通っていた「冬の邸宅」とよばれ、大理石とモザイクで覆われた豪奢な浴場だったが、今はただ想像力を駆使して2000年前に想いを馳せるしか。。。

この遺跡のハイライトともいえる「カノープス」。
エジプトの運河をイメージした、皇帝の夢の風景を造成したそうです。

池の奥には、セラーピス神殿。
彫刻や柱は、池に沈んでいたものを引き上げ、当時を再現(本物は博物館蔵)しています。

帝が溺愛した美少年アンティノウスでは?と伝わる青年像。
ミケランジェロのダビデ、リアーチェの戦士像の次に有名なお尻だと思いまする。

池の左側には、列柱の基盤が並んでおり、反対側はには女性の像4体とその両脇には男性像が。
修学旅行と思しきフランス語の学生グループが熱心にガイドさんに質問していましたよ。

「プレトリオ」。
発掘当初は兵舎とされていましたが、貯蔵庫だったよう。

恐竜のような大迫力、大浴場のドーム。
パンテオンしかり、2000年後まで残るこんな高いヴォールトを架けた技術に改めて脱帽です。

「海の劇場」は円形の回廊の中心に池、橋を揚げてしまうと誰も入って来れない小さな東屋があり、帝は寡黙な策謀に耽っていたという(が・・・妄想が膨らむわぁ)。
テムペーの谷を見下ろすテラス、推定樹齢1000年モノのオリーブ、賓客用部屋床のモザイク、ヴィーナスの神殿跡…

オットの耳から遺跡がこぼれ出てきそうになったので、退場。それでも結構ちゃんと見学しましたよ、3時間近く園内におりました。

ヴィッラ=別荘と名がついていますが、ちょっとした街として機能する広大さと設備。このあたりは古代から鉱泉に恵まれ、ローマ中心部の建築物にも多用されたトラヴァーチン石材の産地でもありました。
ティヴォリの街全体の遠景
そして、いよいよオットお待ちかねの最終ディスティネーションへ。
旅先で市場やスーパーマーケットを見て歩くのが大好きなんですよ。。。
特に、Esselunga(=エッセルンガ)がお気に入りで、滞在地の近くにあれば必ず旅のスケジュールに組み入れるようにしています(笑)
ルンガ(=lunga:長い)エッセ=Sがトレードマーク
イタリア北部~中部での店舗展開なので、南部を旅するときは Auchanやいipercoop、Carrefour(カ―ルフール)等に行きますけど。
教会や遺跡巡りよりも明らかに軽やかな足取りでカートを押す…(笑)

へぇー、イタリアのショッピングカートのベビーチェアってこんな位置に付いてるのねん。

ConadやCoop、EuroSpin等は、全国の街中にあって便利ですが、エッセルンガの方がちょっとだけ品揃えがハイエンドな感じ。デリやPB商品の質も良い気がします(あくまでもワタシの印象)。
HPより拝借
んなわけで、お土産用乾きモノや調味料の他に ついお惣菜なんぞ買っちゃったもんで、この日の夕食はエッセルンガのデリとワインでホテルの部屋で済ませつつ、帰国の荷造り。
・・・・・・・・・・・・・
帰国する朝になりました。ティヴォリから空港へは50分くらい。
日本みたくミニバンは殆ど走ってないね
レンタカー返却前に給油して、と。
欧州は、商業車以外もずいぶん前からディーゼル車が多いです。
しかしイタリア、ガソリン高いねぇ。。。

借りた車もディーゼル車。
お世話になりました。

フィウミチーノ空港のレンタカー返却場所は、一般車のパーキング棟内。

数年前に改装工事が終了して、新しいお店も増えた空港内。
(例によって)ルフトハンザの上顎削れるかもサンドウィッチをパスするため、搭乗前にランチ。
「アンティカ・フォカッチェリア・サンフランチェスコ」、シチリア料理のお店です。

シチリアっぽく、インツォリアとモディカのクラフトビールTari'。

オットは、フォカッチャ・アッラ・ノルマ。シカゴピッツァぢゃないよ。
パスタ・コン・サルデ。
イワシです、パスタはカサレッチェ。
ウイキョウとレーズンも効いていて、空港内のお店にしては高レベル、美味しい❤

帰りもフランクフルトでトランジット。おーっ、なんて整然としてるんでしょう、さすがのジャーマン・ワーク。
帰国便は、ANA機ではなく共同運航便のLH。
ここでも、機内食パス対策の準備をしますよ。

搭乗前にプレッツェルとソーセージ、そして日本出発時から持ち続けている黒豆お煎餅・・・
Continua.....