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2019 イタリア旅 …を終えて

羽田に到着~

留守中、空港駐車場で過ごした車に荷物を積み込み、おウチへ帰りましょ。

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ターミナルビルや駐車場もハゲしく増築していますが、空港界隈全体に開発工事の槌音が響いております。
オリンピック前開業を目指してー、オリンピック後の利用客は大丈夫なのかしらん…成田空港は?。。。

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それなりに疲れていたけれど、まっすぐ鎌倉方面に向かわずにちょいと芝浦で下りますよ。

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はいっ「麺屋 武蔵」に寄って、舌で帰国を実感♪ 沁みるぅ。

今やラーメン(ちゃんと美味しいヤツね)は、来日する外国人たちにとっても、スシ・テンプラ以上に食べたいものなんだとか。

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滞在拠点3都市・泊数7泊。
これにて全行程終了でございます。



鎌倉教会と桜。

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最後に、今回の旅におけるダークサイド編を。


羽田到着は予定通り…?
厳密に言うと、着陸直前に風向きが変わったのか 官制官の意地悪か 、着陸しますよアナウンス後に2回も上空旋回、高度を下げては上げ、また下げては上げるの繰り返しがございました。

いえ、どのフライトでもたまにあることなので不平を鳴らしているわけではなくーーー

航空性中耳炎ってご存じでしょうか?
風邪や鼻炎発症中に飛行機に乗ると、離着陸時の気圧変化で耳が痛くなる症状。
通常は嚥下したりガムを噛んだり耳抜きをしていれば調整できるのですが、ワタクシ、イタリア旅の前の週に熊本へ飛ばなくてはならない事情があり、風邪気味で乗った帰りのフライトで本格的な耳ツーン・・・30年以上前のシカゴ行きノースウエスト便の着陸時以来(かなーり痛かった)。

痛みは大したことなかったものの、地上に降りても、ガムを噛んでも、派手な欠伸をしても、3日経っても、左耳が塞がったままで、聴力も水の中のよう。

あのぅー、5日後に飛行機乗るんですけどぉ… と耳鼻科で応急処置(通気療法)と悪化防止の薬を処方してもらい、さらに、気圧調整に効果がある「飛行機用耳栓」も準備しました。


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一番怖いのは着陸時の耳管内の陰圧で、鼓膜が内側に引っ込んだままだと痛みを伴います。
往復のトランジットも含めトータルすると、離着陸の緊張 × 8回。

なので、着陸前に高度を下げたり上げたりの上空旋回を何度もされちゃうと、“耳と気圧に全神経を集中する数分間”の繰り返しでグッタリ…というわけです。

結局、鼓膜がポコポコしながらも深刻な痛みには襲われることはなく地上に降り立つことができて、ひと安心。
でも、旅行中ずっと左耳の違和感は抱えたままで、現在も完治してないんです。




そして、ダークな、、、というか今回一番凹んだデキゴト。

スーツケースの鍵を壊され、開けられ、現金を盗られました。
フィウミチーノ到着時に。

Baggage Claimのレーンに荷物を流す職員の仕業だと思われます。
以前もイタリアの他の空港で同じ手口の犯罪が摘発されてニュースになりましたが、無くならないんでしょうね。

おそらく:
飛行機から乗客の荷物を下ろしてからレーンに流すまでの数分で、金属か何かで鍵を無理矢理こじ開け物色→現金・貴重品を盗る→閉め直してレーンに流す→見た目は何も異常がないのでそのまま空港を出る→宿に着いて本来の鍵で開けようとすると鍵穴がつぶれてて開かない→スーツケースを壊して開けるしかない…というわけです。
オットとワタシのスーツケース、2つともですよ。

手荷物バッグ以外にも分散して現金を持っておいた方がいいと思い、預け荷物にも入れていたのがNGなんですが、基本的に大金を持って旅行はしないので被害額は大したことありませんでした(現金が入っていたのは片方のスーツケースだけ)。

ですが、本当のダメージは、鍵穴をつぶされて自分の鍵で開けられないスーツケースですよ。


普通のホテルならば、フロントも24時間だし、鍵の紛失等でスーツケースが開かないお客さんからSOSなんてこともあるだろうから、何かしら対応してもらえたんでしょうけれど、Check-in時以外スタッフは、昼間お部屋のお掃除にだけ出入りするという自立型ゲストハウスを選んだのでした。
一応電話してみたら、何か使えそうな工具を探して明日持って行くよ~、とは言ってくれたけどねぇ。

どんなふうに中身が荒されたのかも確認できず、着替えも出せず、フテ寝するしかなかった初日の夜。

スーツケースのロックってスゴいね、手当たり次第に硬そうなものを引っかけて開けようとしたけど、ビクともしないんだわ。。。

一夜明け、超絶どよよん気分でカッフェと甘いパンを齧りつつ「うん、やっぱりバールみたいな工具でロックそのものを破壊して開けるしかないよね」「でもまだ工具売ってる店やってないし、こんな街中でゴツい工具なんて売ってるの?」と不毛な会議。

あ・・・

お宿の斜め向かいに、自動車修理工場が!ここで貸してもらえないかな!

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「あのぉー、実は §∩÷☆ΘδЖ♭♯∬Φ な事情でちょっとお願いが…」

「そりゃ困ったね。すぐ近くだろ?スーツケース持っておいでよ、開けてあげるから」
「きゃーっ(しかもイケメン)、助かりますぅ~❤」

開きました。

もちろんスーツケースは新しく購入せねばなりませんけど、修理工場のお兄ちゃんがガムテープで巻いてくれたので、帰国までに調達すればなんとかなります。

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あとから思い返すに、いくらイタリアとはいえ、今回のフィウミチーノでは荷物が出て来るのに時間がかかり過ぎていましたし、Priorityタグの付いているスーツケースばかりが遅いのも不自然。
このフライトで同様の被害に遭った方もいると思います。

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空港内で気がつけば旅行保険で、あるいは航空会社にスーツケース代金くらいはカバーしてもらえたかもしれません。でも、損傷も開けられた形跡もなかったし、ハイヤーも待たせてあったので そのまま空港を出てしまいました。

こちら、マルケの雑貨屋で新しく購入したスーツケースたち。

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ところで、朝早くからやってる街中の自動車修理工場は大繁盛。
だって、イタリア旧市街の車は日々こんな石畳を走っているのです。
ワタシたちが飛び込んだ時も、ドライブシャフトを交換していました。

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助けてくれた工場には お礼のビールを。宿を出入りするたび手を振ってくれる仲(笑)


ローマって、最初に訪れた時に苦手意識を持ちました。
タクシーにボラれたり、カード詐欺に遭ったり、スリに狙われたり(これは未遂)…。
当時はイタリア語も全く喋れなかったし、欧州一の軽犯罪都市ローマを甘くみて:ボーっと生きてたせいもありましたが、以来、イタリア旅はローマを避けて地方都市と田舎ばかり。

でも、ローマには見たい・訪れたい魅力が無尽蔵なので。。。
今回13年ぶりに訪れてみて、実際、上記のようなトラブルとは無縁でした。

スーツケースとはねぇ、、、預けた荷物が迷子になるなんてことも未経験だったし。

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ローマのあちこちで見かけるフォンタネッラ:いつでも冷たい水が飲める


結果的には旅の小ネタとして落ち着きましたが、被害額の大小に関わらず、不愉快ですよね。
そして、リカバリーのために、限られた旅程の中で半日以上がつぶれてしまうわけです。


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Senatus Populusque omanus(元老院およびローマ市民)



今回の旅を総括してみるに。

冷たい雨に悩まされた去年のポルトガルに比べると、ほぼ毎日いい陽気に恵まれてラッキーでした。街歩きの楽しさは、お天気次第ですものね。

また、日本人らしく(笑)忙しいスケジュールながら、古代ローマ&バロック&ローカル食文化という偏った趣味嗜好を過不足なく詰め込むことができた旅でした。
とりわけマルケにおける得難い経験の数々は、ロベルトさん、そしてイタリアの達人・陽子ちゃん のサポートがあってこそ。
この場を借りて深く感謝いたします。


そして、長くてクドい記事を読んでいただいた皆さま、お疲れ様でした&ありがとうございました。


Fine.

by vicinoamare016 | 2019-04-05 10:02 | 旅行(イタリア) | Comments(4)

Commented by casadelsole at 2019-04-07 22:14
わー!それは大変だったねー! でもそこはal mareちゃんらしく、乗り切って結果、素敵な旅に! 楽しませていただきました♫
Commented by vicinoamare016 at 2019-04-08 08:48
> casadelsoleさん
なんだかまとまりのない長い記事、最後まで読んでくれてありがとう。
今回はちょっとコンテンツ詰め込み過ぎ感あったので、次はもう少しバカンスらしいゆったりした旅にしようかと。
Commented by pompelmo-24 at 2019-04-09 09:04
これぞ教養高い大人の旅行記!と感心しながら拝読しておりましたが、そんな大変な状況だったとは、、、、💦 いくらきっちりドイツのルフトハンザを選んでもイタリアへ入国してからの惨事は防げないか。イタリアをなめたらいかんぜよ。
またそのへんの話も会ったときゆっくり聞かせてね。
Commented by vicinoamare016 at 2019-04-09 15:48
> pompelmo-24さん
なのよ。。。 さすがローマ軍、思いがけない方向から攻めてくるわ~
でも懲りずに行っちゃうワタシたちってもしかしてМなのか?
イタリアン・アクシデント交歓会、楽しみにしてまーっす♪