営巣~産卵 : ツバメの大家 -1- 抱卵~孵化 : ツバメの大家 -2-
巣撮り棒を駆使した、雛の成長ダイジェスト。
しっかり目も開いて、だんだん産毛が抜けてきて…

鳥らしい羽も生えてきて…
巣が狭そう(汗)

親鳥たちは、食べ盛りの雛たちのため、餌を運ぶこと 1日平均300往復以上!
順調に大きくなって、狭くなった巣の中で押し合いへし合いするうちに落下してしまう子もいるんだって。

お気づきの方もいるかしら:どの角度から巣を見ても 雛は4羽、たしか卵は5個あったはず。
同じように産卵→抱卵しても孵化しない子もいるし、明らかに生命力が劣っている子は 親鳥が遺棄することもあるそうな(涙)。

本能的に、デキる子を優先して育てるんだね、自然界はキビしい。
さてー
孵化から3週間、そろそろな予感。

白いシャツに朱色のヨーク、本家本元の燕尾服。
見た目はもう、かなり ツバメ。

梅雨どきとはいえ、初飛行にはハードルが高い雨の日続き。でもやはり今日あたり、すだちの香り。
雨の上がった朝、奇しくも 4th of July 。
いつもなら、親鳥たちは日の出とともに給餌往復で忙しいはずなんだけどー。とーさんは 見張り棒に止まったまま、🐤🐤🐤🐤に何かを促しているかのような鳴き方。
腹ペコキッズ、きょとん。
kids『なんか今朝は ごはんの量少なくない?』

kids『あっ、かーさんだっ! ごはん、ごはんっ』

この後、かーさんは、とーさんに呼び出されて 電線で打ち合わせ。
♂『なぁ、雨が上がってるうちに巣立ちさせへんか?』
♀『そうね、皆大きくなっちゃって、そろそろ自力で餌捕まえてくれないと私もしんどいわ』♂『よっしゃ、ほなちょっと仲間に声かけてくるで』

雛が巣立つとき、親鳥が所属するツバメの群れ本隊からサポート要員が飛来するって聞いてたけど…
ホントに来た!!

飛行速度と転回がシャープ過ぎてうまく撮れないけど、総数14~15羽!
まだ覚束ない飛行で不時着しちゃった雛を、カラスやトンビから守ってくれるらしい。

両親揃って、励まし&説得。♂『さあ、仲間も駆け(飛び)つけてくれてるで、家から出てみぃな』

あ、出てきた♪
って、徒歩で棒上だけど。

おーー、パタパタしてるっ🐤

次々と!とりあえず棒…(笑)

🐥『あれーっ、ここどこ!降りれないーー』
壁と天井の際に貼りついてカタまる子も。

♂『どれ、とりあえず家からは全員出れたみたいやな』
(中央の尻っぽが長くピンっとしてるのが、とーさん)

巣からは 出れたものの、パタパタしながら 2本の棒を行ったり来たり。

これは2羽ともキッズだね。胸のあたり、まだ羽毛がホワホワしてるし、尾っぽが丸め。
♂『こら、戻ったらアカンて。屋根の外にも出てみぃな』

🐥『えいっ!』🐥『外の電線って止まりにくいよ』

全員、出た~~♪って、玄関前の電線だけど(笑)

今度はポーチ角の上の屋根に集まる。
なかなか巣の遠くへは行きたがらないとこがまたカワユイ。

あら、また戻ってきちゃった1羽を励ます かーさん。♀『ちょっと遠くまで行きましょ、皆でね。置いてくわよ』

会話はもちろんフィクションだけど、やりとりや仕草に人間味があって、面白い。
薄日が差してきた。
その後、家の周りでの短距離飛行練習は30分ほど続いたかな。

いつのまにかサポート要員は去り、キッズたちの姿も見えなくなる。
腰に手を当て(笑)空を眺めるワタクシたち ← 感動

約1か月半ぶりに静まり返った巣。
そして誰もいなくなった。。。

念のため、巣撮り棒で中を確認。

とーさんの号令に始まり1時間、巣立ちの一部始終を初体験。
ともすれば無聊に支配されがちなステイホーム→解除後のモヤモヤ期間、キミたちのおかげでほっこり過ごせたわ、ありがとう♥
また来年度も、当該物件のご利用をお待ちしております。
(おわり)
・・・・・・・
って、その日の夕暮れ。
え?
ご帰宅されておる。

慌ててツバメ子育てハンドブックを読み直す…
<巣立った後も2週間くらいは、十分な自力捕餌力と飛行能力に不安が残るので、親鳥と一緒にフィールド訓練。群れの塒に慣れるまでは、夜は巣に戻って寝る子もいる>
なるほど。
↓巣立ち後1週間。尾っぽも立派に伸び(もしかして全員♂?)、はみ出てる…巣が壊れそう…

巣内での場所取りに負け、棒で寝る2羽。

結局、巣立ち後9日目まで、夕暮れ帰宅・就寝@古巣。
それだけ居心地が良かった、ってことで、大家としては光栄でございます。
早く一人(鳥)前のツバメになって、無事フィリピンあたり?で越冬してね~
(今度こそ、おわり)
それにしても、連日☔降り過ぎ。

「雨の慕情でも、歌おうかしら…」
