前々稿、前稿からのつづき。
今回の九州旅最後の夜は「プレミアホテル門司港」(旧門司港ホテル)。関門海峡が眼前に広がるハーバービューがウリです。

アルド・ロッシ氏(誰?)による設計、イタリア人建築家らしくファサードに気合いを感じます(笑)共有スペースは天井が高くて広々、お部屋のインテリアや設備はシンプルで機能優先といった感じ。

長女とその一味はファミリールーム、ワタクシたちはジュニアスイートに。
左は寝室側、右がリビングから望む窓外:景色は さ・す・が✨
向こう岸の下関まで、ちょっと取り込み中だけど 瀬戸クンなら泳いで渡れそうです。

夕飯は小倉で済ませてきたので、ウェポンズ、お風呂~寝かしつけ行程に突入、じじばば(=オット&ワタクシ)フリータイム。
「門司港レトロ」と銘打った市街は、夜景も自慢というので、陽が落ちるのを待って、お外に出てみました。
ホテルのエントランス向かいには、大正6年造の 「旧大阪商船門司支店」。

市街に点在する歴史的建造物のライトアップは、石井幹子氏。
多彩な色使いなのに、不思議と統一感があります。
港沿いの遊歩道もロマンティコ、夜のそぞろ歩きは心地よく。

「門司港駅」。
大正3年創建当時のルネサンス様式で復元され、昨年グランドオープンしました。

はい、やっと電池切れのウェポンズ2体。
真ん中の枕は、衝突防止用(笑)

オトナたちは、窓外の夜景で二次会 🍷🧀
あまり深酒夜更かしをすると、毎朝6時にスイッチonのウェポンズ対応がツライ…、そこそこで撤収。

キッズ・ウェルカムな大型ホテルの朝食といえば、ビュッフェが楽しみのひとつでもあるんですが、このご時世にて休業中。
チェックイン時に 洋 or 和定食セットを選びます。

ワインセラーが立派なステーキハウスもありましたが、朝食会場は関門海峡を望む、イタリア料理「ポルトーネ」で。
朝シャン(スパークリングワインだったけど)も常備、キッズは船のスクリューを模した巨大シーリングファンをずーっと見上げていました。

この日は旅の最終日、午前中だけでグルっと観光しましょう。

関門連絡船乗り場あたりから見た「関門橋」、その背後あたりが 壇ノ浦。

”あっゆこぅー あっゆこぉー あたちはー げんきぃー♪”:自らの歌唱で雰囲気を盛り上げております(笑)

後ろの高層建築はマンション「レトロハイマート」by 黒川紀章氏、最上階は展望室
「関門海峡ミュージアム」(左上)、「旧大連航路上屋」(左下)、「旧門司税関」(右下)などなど。
どこも館内展示があるのですが、ウェポンズにはまだ退屈な内容ゆえ、外観のみ。

武蔵・小次郎ファンなら、巌流島もすぐそこ。

「門司港駅」駅舎は大正時代(さすがのワタシも生まれてないけど)の雰囲気を忠実に再現していて、 かなーりハイクオリティ。
木製の改札、引き揚げ者や復員兵が安堵の水を飲んだという『帰り水』、九州鉄道起点『0マイル標』… 鉄道駅舎初の国の重要文化財に選ばれたのも納得です。

隣接する「九州鉄道記念館」へ、鉄分多めポク&じぃじには外せないスポット。
実際の駅のホームのような車両展示場は、タイムスリップ感を高めてくれます。

旧九州鉄道本社社屋、811系の運転台が操作出来るシミュレーター、複線や信号機を備えたミニ鉄道(ポクが乗ったのは、大分の883系ソニック)。
明治時代(1909年)の客車と、駅弁を売るシーンを再現。

2階の常設展示、そのスジの方々が萌えるブツがずらり。
どこそこのレールの断面コレクションとか(笑)

懐かしい国鉄ロゴ、寝台客車14系、東海道・山陽本線で活躍したC591、世界初の寝台電車特急・月光…
鉄分濃度がそれほど高くなくても、熟年以上は郷愁を感じられずにいられませぬ。

鉄道記念館から出ると、ハーフティンバー式が美しい「旧門司三井倶楽部」。
大正10年築、アインシュタイン夫妻もお泊りになったそうです。

ホテルを起点にほぼグルっと一周して戻ってきました。
同行メンツの興味と時間が許せば 他にも寄りたいスポットがありますが、そろそろ門司を離れましょう。

最終日は北九州空港からスターフライヤーを予約していたのですが、フライトがキャンセル(泣)、福岡からのANAに変更したので、福岡空港まで送ってもらいました。

呼子の透明ピチピチイカ、小倉城、三井倶楽部のレストランや地ビール工房、徒歩で関門トンネルを通って下関…心残りはいくつかあれど、それらを上回る楽しさと賑やかさに溢れた旅でした。
長女とその一味よ、ありがとう💛
…にしても、スターフライヤーには乗りたかった…

旅。
まだまだ緊張感とマスクと消毒液とうがい薬を置いていくわけにはいかないのでしょうが、少しずつでも移動や再会のチャンスは増えていってほしい。
いつか近いうちに、パスポートの必要な旅にも出れるよう願ってやみません。