この夏、なんだか不調が続いている母。頻発する眩暈、血圧の乱高下、そして母にあるまじき食欲不振。ひ孫-ズ同行での実家往きは断念したものの、ワタシだけ急遽お見舞い(=介護&トーク相手)に。
藤沢駅まで送ってもらい、小田原から🚅ひかりに乗る。
JR芦屋駅からはタクシー、アンチ阪神の母の指示で(笑)我ら一族はいつも神戸相互をチョイス。
すでに3日前から、母は点滴と検査で芦屋病院に入院中。そこでは今回の体調超不調の原因が特定できず、ひとまず退院、更なる検査のためには兵庫医大病院へ行けと言われ。。。
着いた日は隣の弟家で鱧鍋(関西って鱧よね~💛)をいただきつつ、作戦?会議。
弟家のタンゴ君に睥睨されつつ夕飯
翌朝、退院のお迎え。
芦屋市民だけ病室費用の割引があるんだけど、母宅はギリ西宮市民。「部屋代高いのに、今どきBSも入らないテレビなんよ。巨人戦観れん(# ゚Д゚)」…くらいの文句を言う元気は取り戻したようで。
コロナ禍再熱で、入退院時以外は基本面会禁止。引き続き兵庫医大に入院してしまうと、このタイミングを逃したらしばらく本人には会えなくなるのでね。
脳CT、内臓MRT、胃と大腸内視鏡検査のデータと紹介状を携え、芦屋病院を出たその足で兵庫医大へ。お口は達者ながら、歩行可能距離が著しく減、10m超の移動には車椅子必須になっちゃったのよね。
折しも高校野球真っ盛りの甲子園球場すぐそばにある兵庫医科大学病院。
…にお気に入りのオフィシャル巨人軍Tシャツで降り立つ母。
副腎が一番怪しいということで、精密検査→手術アリかも含みで入院確定。病室には余裕があれど、(コロナ感染による)看護スタッフのやりくりがタイトゆえ即日というわけにはいかず、もろもろ予約して、いったん帰宅。
帰宅後は、長男(弟)長女(私)雁首揃えてお相手する『苦しゅうない、せっせと世話してたもれ』感もあってか、体調もご機嫌も悪くなく、そこそこ平安。3日め、入院受け入れ準備出来ましたの連絡。
なんたってこのご時世、入れてもらう前にPCR検査。2時間待って陰性のお墨付きをもらい、やっと病室へ託すことが出来ましたとさ。。。
当然こちらも基本面会禁止なので、入院中は関西でスタンバっていてもお見舞いにも差し入れにも行けませぬ。
次なる節目が判明するまで、前線は病院スタッフ、銃後の警備は弟に任せ、ワタクシは鎌倉に戻ることに。兵庫医科大学病院のすぐ裏手を行き交う阪神電車。
ここから梅田~新大阪に出て、新幹線🚅。
お盆も近く、台風接近中とあって、駅構内は若干せっかちモード。座席に座るや檸檬堂シュパッ🌊、沁みるぜ。
さて、今後の展開やいかに。。。
おまけ:実家周辺さんぽ
朝5時半、北夙川通り。
我が家の周りだとこの時間にはランナーやサーファー、犬の散歩にビーチコーミング…
多様な早起き人種が蠢いているんだけど、誰もいない。
苦楽園側から芦屋へ抜ける時にくぐる岩園隧道。
隧道上は緑地になってるのねん、初めて登ってみたら、かなり遠くまで見渡せる。
ここを右折し、歩いて芦屋病院を目指してみる。
ちょっと息切れする坂を登りきると、あった。そっか、もう行くことないと思うけど歩いても母宅から30分くらい。
向いには、芦屋倶楽部。
元々、企業の保養所?研修施設として建てられたらしい30LDK、18億9000万円ちょっと何言ってるか…で、一棟丸ごと販売中。
六麓荘町を抜けて戻ってみよっと。
言わずと知れた豪邸街なんだけど、なんつかね、東京の豪邸と違ってやたら外壁とか外門とかファサードが凝ってる。まだまだフォトジェニックな逸品も多いけれど、防犯カメラも多くて不審者っぽいので自粛。
それにしても、すでに6時を過ぎているのに、やはり人もクルマも少なめ。
電線が埋設タイプだから街並みがスッキリしてるのね~
こっちエリアからは海まで見渡せる。
途中で自分がどっちに向いてるか分からなくなり、結局Google先生に頼って下山。
おまけ:苦楽園ランチ。1年ほど前にオープンして、気になっていたトラットリア「BLU CHIARO」、母宅からは近すぎてクルマで行くほどでもなし、カウンターだけのお店なので車椅子では入りヅラし。
今回珍しくお一人様時間が出来たのでいざ。
明石の醸造所が作る、オリジナルクラフトビール。
オープンキッチンのカウンター10席のみ。ガラス越しには樋之池公園の緑。
ランチはプリフィクスが2種類、けっこうボリューミぃだと聞いていたので、セコンド無しの方で。
アンティパスト・ミスト。一見、よくありがちな盛り合わせなれど、それぞれが丁寧に仕込まれていて、それぞれに美味しい。
+800円だけど、自家製平打ち麺と鱧のパスタ。散らした穂紫蘇で鱧が一層引き立つ🎵
ジェラートは蜂蜜と焦がしキャラメル。フォカッチャっぽくないフォカッチャも良かったし。
全てオリジナルの、ブルー基調の食器もセンスいい。
苦楽園口通り沿い、ブルーの玄関が目印。