いわゆる大河ドラマファン、というわけではありません。「真田丸」「麒麟がくる」は好きで最後まで観ましたが、「女城主~」「青天を~」は早々に視聴停止。でも、今年の「鎌倉殿~」は一話も欠かさず楽しませてもらっています。
北条一族の出処、伊豆の国市へ行ってきました。

前回このあたりを訪れたのは2017年。北条家が主役となる大河ドラマ制作発表前だったので、頼朝サマ所縁の地と世界遺産・韮山反射炉がメインでしたが。

第38話、ついに第二代執権となった北条義時。もともとは次男なので、時政パパの北条の里(本家筋)とは、狩野川を挟んだ江間が本来の所領。

徒歩で周れそうなスポットは、大河ドラマ館のパーキングにクルマを置いて行きましょう。行かなかったけれど鎌倉の大河ドラマ館に比べると入場料格安、駐車場無料!

ホンマかいな…

政子産湯の井戸…ホンマかいな…

ドラマの初回で、北条家の面々が賑やかに暮らし、頼朝を匿うことになった邸跡とされるところ。

写真では判りにくいけれど、この透明解説版を通すと発掘址、邸の間取りが視覚想起できる仕組み。

富士山を見ながら少し戻ってー

5年前の訪問では(当たり前だけど)全く見かけなかった "義時ゆかりの地" 幟があちこちにハタハタとハタめいています。
今回の大河を機に、最も人口に膾炙した人物といえば北条時政と言えるでしょう。
1189年(1186年説もあり)、時政が建立したと伝わる「天守君山・願成就院」、宗派は高野山真言宗に属します。

幾度も戦火にみまわれ、当時の建物を今日見ることは叶いませんが、仏師界随一のスーパースター・運慶謹作による尊像が所蔵されています。

仏像の胎内から発見された銘札から制作年、(ドラマでも描かれていたように)時政が施主であることが判明。鎌倉幕府成立関連の、東日本に現存する最古の運慶仏なのです。
文句なしの国宝、しかも5躯。
伊豆の国市観光HPより拝借
そして、時政もこの境内に眠っています。

余談ながら、願成就院で御朱印を渡してくれたのは、スコットランド出身のキースさん。副住職の夫君で、僧侶修行中ですって。

さて、近いとはいえ徒歩ではちょっと…な距離、義時が創建したお寺へ向かいましょう。大河ドラマ館の駐車場に戻って、クルマで3分ほど。
「巨徳山・北條寺」、こちらは臨済宗建長寺派に属します。

ゆかりも由緒も確かだし、政子が寄進した絢爛豪華な繍張などの貴重な寺宝も有するけれど、受付や山門や本堂は大河ドラマ化の声を聞いての急ごしらえリフォーム感が否めない…(笑)

江間の所領が見渡せる裏山には、義時のお墓がありました。

息子であり第3代執権となった泰時が建立したとされ、ちょっとキナ臭さを醸している後妻・伊賀の方と仲良く並んでいます。

きっと、以前の御朱印はこんなに義時前面プッシュな図柄じゃなかったと思うんですけども。

時政パパ退場でロスっている視聴者も多いそうですが、物語はこれから一気に終盤、ダーク義時フルスロットルに期待しましょう。
ワタクシ、初回からずっと三浦義村推しですが💛
大河ドラマも鎌倉時代もご興味薄めな方々にはさぞ退屈な今稿、ご容赦のほど。
おまけ「伊豆パノラマパーク」。
最近のこの周辺でワカモノにも人気のスポットにも行ってみました。
海、山、滝、温泉、史跡、グルメ、大都市からのアクセス…なかなかの実力シティです。
伊豆市はすぐ南、別の市ですよ。