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シチリア旅2025 : 西半分を攻めてみた vol. 3

さぁて、今日一日、足でパレルモの(私的)見どころを廻りますよ~👣


夜明けに雨の音で目覚めた時はΣ( ̄ロ ̄lll)…でしたが、出かける頃には止みましてーーー


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Via Roma をテクテク進み、パレルモ中央郵便局の向こうには青空が広がってきました。


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パレルモ街歩きの基本、クアットロ・カンティの中心で位置を把握。


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Vittorio Emanuele通りに出て、まずは「大聖堂」。
創建1184年、壮大なるシチリアン‐ノルマン様式で、鐘楼も2つ備えています。


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現在の姿は、17世紀に改装されたもので、さまざまな建築様式(ちょっとアラブ感強め?)が混在しています。


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聖堂内部は、新古典様式。
オットが行かなくていいぢゃんと言った 宝物庫、後陣、霊廟、屋上は有料で行きませんでした。。。
帰国後、見とくべきでしょ、イタ友に叱られた …

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大聖堂から少し南下すると「王宮=Palazzo dei Normanni」がドドーンと出現します。
BC8世紀、フェニキア人が築いた砦から始まり、ローマ帝国~ビザンチン~アラブを経て、ノルマン初代ルッジェーロ2世が居城として整えました。


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総外観はアラブ‐ノルマン様式ですね。
現在はシチリア州議会場でもあり、右端の方は軍の施設として使用されています。


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公園側のエントランス前でチケットを買い、セキュリティ・チェックを経て入ると、まずマクエダの中庭。
ヘラクレスの間の天井画は、州議会が開催されていて入れず😢



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とにもかくにも、ここへ来たら「パラティーナ礼拝堂」です。
壁面からアーチ、ドームの隅々まで、惜しげもなく金色を多用したモザイクが隙間なく散りばめられています。


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ラヴェンナで感動した以来のモザイクの傑作ですが、パレルモで特徴的なのはこの天井のムカルナス装飾。
まさにイスラム美術技の粋で、アルハンブラ以来の感動◝(⁰▿⁰)◜


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側廊にもびっしりと聖人ライフを描いたモザイクで覆われているのですが、残念なことに片面全部修復中でした😢


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王宮3階には、さらにキンキラキンの「ルッジェーロ王の間」があるのですが オットが行かなくてもいいよね、って… 建物を出て左折、「ポルタ・ヌォーヴァ」へ。
1583年造の、ルネサンス‐アラブ‐ノルマン混合様式の大門です。


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テクテクとヴィットリオ・エマヌエーレ通りをベッリーニ広場まで戻り「マルトラーナ教会」へ。
パラティーナ礼拝堂と並ぶ、シチリア最古のビザンチン様式モザイクが素晴らしいのです。


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パラティーナ礼拝堂よりも高く広い空間を覆うモザイクとゴールド、そして鮮やかなフレスコ画も…、とりあえず上を見あげて口をポっカーん…✨


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クーポラの内側もみっちりみちみちに煌めくモザイク。
『全知全能の神』を『祝福する大天使たち』や、わかる人にはわかる 聖人&預言者たちが囲んでいます。


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天使の羽のグラデーション💛
床のタイルは細かい幾何学模様モザイク👀
中央祭壇上部は『聖母被昇天』


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外観のフツー度からは想像し得ない見ごたえ、感服いたしました。


12~15世紀初頭は女子修道院で、今やシチリア伝統菓子の代名詞ともいえるマジパンで果物を模った『フルッティ・ディ・マルトラーナ』はここで生まれたそうですよ。


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少しだけ南に戻ってバッラロ市場の入口近く「ジェズ教会」、シチリア最初のイエズス会教会で1564年創建。
ここもシンプルな外観だからってナメたらあかんぜよ、系です。


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入ってみると、はい!来ました~♪
コッテリ過ぎるほど見事なシチリアン‐バロックが迎えてくれます。


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大理石の緻密な象嵌細工にスタッコ彫刻、天井のフレスコ画が覆い重なるように迫ってきます。


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1943年の戦禍で大きなダメージを受けたとは思えない復元ぶりにも脱帽です。



そろそろオットが教会とモザイクに飽きてきたようなので、趣向転換。

旅先におけるオットの大好物(ワタシも好きですけどね)、市場とスーパーマーケット。

とりあえず、カーポ市場再び。


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初日に訪れた時は、お魚屋さんが定休日だったんですよ。
なので、お魚メインにチェック。
ワタシは食材屋で追加のオレガノやエストラットや松の実を購入。


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シチリアのお魚屋さん名物:カジキの角ディスプレイを見たかったんですよね、

あった♪


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お昼はアランチーネにしましょう。

歩行者天国で賑わうマクエダ通りのアランチーナ専門店「ケ・パッレ」、トラディショナル・タイプからピスタチオやイカ墨、カレー味にドルチェまで、20種類はあります。


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ワタシはタコのラグー、オットはカレー・モッツアレラ。
ご飯2膳分くらいのお米が詰まっているので、お代わり不要です😋


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ごちそうさま。

午後イチのグループで予約しておいた「マッシモ劇場」ガイドツアーに向かいます。


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イスタンブールでは庄野真代、上空をカモメが飛べば渡辺真知子、が脳内グルグルしていたワタクシですが、ココばかりはゴッドファーザー♪、しかもPart3で長男がギターつまびいて謳うバージョン♬


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1897年が初演、建造物としてはパレルモの中では新しいけれど、その規模ヨーロッパ第三(完成当時はパリ・オペラ座に次いで2番目)を誇る、新古典様式の堂々たる劇場です。


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客席総数は3200、ボックス席で食べるカンノーリにはご注意を( ´艸`)


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サヴォイア家専用に造られたロイヤルボックスも見せてくれました(写真無し)
贅沢に木材を多用し、もちろん音響も抜群、客席と同じ面積を持つ舞台の奥行も圧巻です。


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VIPの休憩室や客席へのアプローチも豪華、普段着で歩くのが申し訳ないくらいm(__)m
でもまぁ時代の趨勢には逆らわず、着飾ったセレブぢゃなくてもオペラ鑑賞できるお席もあるし、イマドキなコンサートを催すこともあるそうな。


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メアリーが凶弾に倒れ、マイケルの(無音の)慟哭が響いた階段…
遠足小学生がまったり休憩中でした。


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高さと風格を押し出すなら、やはりギリシア神殿風の柱がマストなんでしょうねぇ。


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マッシモ劇場のガーデンには、食事も出来るカフェがありまして、観光スポットど真ん中にありながら意外とリーズナブル。
なので、アペロールで休憩なんぞ。


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そーしーてー、スーパーマーケットに寄らないわけには、です。
明日朝、パレルモを出た後の訪問先に大都市はありませんから、ここで粗方見繕っておかねば。
「PREZZEMOLO & VITALE」、CONADやSISAに比べると少しハイエンドな品揃えで、自前ブランドGiu' Gi'uの商品も好評なのです。


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結構、買いました…(*´∀`)

荷物を置きにホテルへ戻り、ちょいと小休止(寝落ち厳禁)。



夕飯は、東京・丸の内にも出店(サローネグループサンがね)している「Bye Bye Blues」へ。

パレルモ北西へ10㎞ほど離れたリゾート地にあるので、タクシーで20分。


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毎度のことながら、日本人シニア夫婦は開店と同時入店(*´σー`)

そのぶんまだスタッフも余裕があって、オーナー・シェフのパトリツィアさんと 2003年から右腕を務める日本人・松隈幸彦氏ともお話でき、食べたいメニューとボリュームを相談しながら決めることができました。



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Terrina di melanzane, riccotta e tartare di gamberi con maionese alla bottarga😋
ナスのテリーヌ、リコッタ、海老タルタルのボッタルガマヨネーズ添え


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Ricciola croccante, pomodorini semisecchi e confettura di limone😋
クリスピーなカンパチ、セミドライチェリートマトとレモンジャム


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Paccheri con broccoli siciliani e pesce bianco affumicato 😋
シチリア産ブロッコリとスモークした白身魚のパッケリ


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Spaghetti con gamberi, bisque e foglie di bietola😋
海老のスパゲッティ、ビスクとチャードのソースで


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Filetto di ricciola alla griglia, finocchio e arance😋
カンパチのフィレのグリル、フェンネルとオレンジ添え


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ワインは、Alessandoro di Camporealeのカタラット😋


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Gelato alla ricotta, capperi cannditi, malvasia e salsa all'arancia😋
リコッタのジェラート、砂糖漬けカッペリにマルヴァジアとオレンジのソース


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豪快で食材の個性直球のトラットリア系シチリア料理も大好きですが、これはこれで大変よろしゅうございます😋😋
洗練されてはいますが、どの皿にもちゃんとシチリアを纏わせていて、ミシュランの星を取り続けている気負いも感じさせません。


オフシーズンの郊外ビーチタウン、ド平日の夜、なのに混んで来ました…さすが。
東京・丸の内のBye Bye Bluesへ行った際の様子はこちら。


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お店でタクシーを呼んでもらい、ホテルへ。
お味も居心地もハイクオリティ、人気に納得です、が、難点はパレルモ中心部からの往復タクシー代 €70~80 :結構いいワイン1本飲めるのよね~(^^;)



ごちそうさま&お疲れ様 (ノД`)・゜・。
明日はパレルモを出て、ちょいと東へ向かいます 。



以下次号

by vicinoamare016 | 2025-11-05 16:02 | 旅行(イタリア) | Comments(0)