マルケをかばんに詰め込んで @ 拙宅

まだまだポルトガル旅行記が終わりそうにないんだけどー。

先日、拙宅にて面白いイベントを実施したので、割り込んじゃう。



イタリア・マルケ州から、生イタリア人を招いてのお食事会。
マルケって、イタリア20州のうちでも訪れたことのある人は少ないでしょ。

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イタリア半島のフクラハギあたり


かく言うワタクシも、昨年のイタリア旅行で訪れた ウルビーノ が かろうじてマルケ州。

この機会に教えてもらいましょう、マルケのこと。


主役のロベルトさん+ゲスト+スタッフ(含オット)で、総勢11人。


仕掛け人はオリーブオイルテイスター 兼 硬軟両道イタリア通が高じて今や伝道師の森山陽子ちゃん(中央)、陶芸家の我妻珠美さん(左)。


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多くの食材やワインも現地マルケから調達、スーツケースに詰めて鎌倉駅に降り立った彼らをお迎えに行き、ゲスト到着の 2時間前からキッチン作業スタート。


皆さん(含ワタクシ)、手際良くガンガン働く。

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我妻さん持参の土鍋で、2種類のお豆と春キャベツ、新じゃがを煮込む。


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我が家のコンロは IHなので、土鍋でグツグツはカセットコンロのガス火でね。


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どーよ、このカワイイ土鍋♪
 ご興味ある方は:Cocciolinoへ。


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煮込み系の仕込みが終わって、卵と粉を溶き溶き混ぜ混ぜ。
これはクレープ用。


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甘くないクレープを何枚も焼く。


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陽子ちゃんがフードプロセッサにかけたのは、「マルケといえば」オリーブの肉詰めフライの具。


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マルケ名物のソフトサラミ「Ciauscolo:チャウスコロ」を切って並べるワタクシ。


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塩抜きしたオリーブを、具を詰めるために種から外す。
大きくて柔らかい品種のオリーブ「テーネラ・アスコラーナ」で。

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大きいとはいえオリーブだもん、くるりとスパイラル状に剥くのは手間がかかる作業。
この、専用ナイフを使うと捗る。

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オリーブもナイフもマルケから連れてきてくれた



このへんで、続々とゲストが到着。
キッチンにやや焦り。。。



なんとか おつまみ前菜は並ぶ。

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チーズ2種もマルケから



プチ土鍋とアートなお皿も我妻さんの作品、おっしゃれー。

中央は しらすの沖漬カルパッチョ。

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生しらすをお出ししようと 朝早く買いに行ったのに、不漁で入手できず。
急遽 沖漬で代用したんだけど、大好評でホっ。


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「Rolle di pollo」:フリッタータ(オムレツ)とハムとハーブをチキンで巻いて、焼いて、ブロード(お出汁)で煮込んだもの。
調理に数時間かかるので、陽子ちゃんがあらかじめ仕込んできてくれた。

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左右両端のうずらと牡蠣は、オット得意の燻製ブラザーズ



衣をつけたオリーブを揚げて。

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完成~~
「Le olive fritte ascolane」

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前菜というか酒のアテとゲストが揃ったところで、とりあえず乾杯♪


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グラスを片手に、パスタを捏ねる。

古代小麦とソバ粉と卵のタリアテッレを作りましょ。

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オリーブオイルを たらーり。

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ヴィーノ・コット(ワインを煮込んで長期熟成)を たらーり。

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混ぜるのはフォーク。

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ツンツン、ぐるぐる。

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卵が馴染んだら、両手でワシャワシャ。

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だいぶ まとまってきた。


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丸まったら、ラップにくるんで冷蔵庫でベンチタイム。


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パスタが冷蔵庫で寝てる時間を使って、マルケ州を紹介。


イタリアや地理に詳しくなければ、ピンとくる人が少ないであろうマルケ。
でも、早くから有機栽培に取り組み、スローフード運動へ参画するなど、食に対しては革新的な州(らしい)。


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通訳は陽子ちゃん



アドリア海とアペニン山脈に挟まってるからね、食材も絶景も 海山両面フルカバー。
歴史的エピソード(我がアモーレ:チェーザレ・ボルジア所縁スポット含)も無尽蔵。


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ロベルトさん経営の素敵なB&B、 La Scentella(ラ・シェンテッラ)は こちら


ほぼ全員が『へぇ~、次回のイタリア旅行はマルケ中心で組むのもアリだね~』と思ったであろう頃。。。



寝かせていたパスタを練り直し始める。

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伸ばシィ~ノ。

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切リィーノ。

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ビロビローニ。

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ほら見て見てミィーノ♪


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「Zuppa di legumi」:柔らかく煮上がった 2種類のお豆のスープ。
地味だけど滋味 ← これってイタリア料理ではよくあること。



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大量のクレープは、すりおろしたてのパルミジャーノを芯にして巻き巻き。


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丸鶏とお野菜でとったスープをかけて完成。
「Scrippelle mbuss」:スクリッペレ・ンブス、発音至難のマルケ方言料理。


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手打ちタリアテッレは、

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茹でて、

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シンプルなトマトソースと和えて

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完成。
「Tagliatelle all pomodoro」

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もちろん、それぞれに合うオリーブオイルも登場。
良いオリーブオイルは調味料。
明確な味の変化が楽しめるわよ。

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〆は、「Ciambellone:チャンベッローネ」。
マルケの素朴なドルチェ。


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ヴィーノ・コットをかけて、召し上がれ。
クィっと一気に飲んでもOK。


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食べて、飲んで、喋って・・・
ランチ会なのに 気がつけば外は夕暮れどき、うーん イタリアっぽい時間の流れ(汗)。


なんたってこの日参加の女子ーズ:写真家、陶芸家、人気ブロガー、欧州食材輸入業、インテリア・コーディネーター、薬膳研究家兼エディター…話題の抽斗がたくさん。
しかも おキレイな方揃いで、ロベルトさん ご機嫌。



もちろん お酒はぜーんぶマルケ産。
パッセリーナのスプマンテ、ヴェルディッキオ、ペコリーノ、アスコリ・ピチェーノなどなど。


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長~い一日だったけど、達成感MAX。

陽子ちゃん、たまみさん、お疲れ様でした。

皆様、桜の見頃と重なった江ノ電乗降は大変だったことでしょう。

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Roberto❤
Mi fa tanto piacere di avere questa opportunita, grazie per essere venuto. A presto!









おまけ nipo。


「お久しぶりです。捏ねています」
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「ポクのは ピッツァですけどね」
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by vicinoamare016 | 2018-04-04 15:00 | イタリア | Comments(2)